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牛肉
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ぎうにく
ふりがな文庫
“
牛肉
(
ぎうにく
)” の例文
我々は
牛肉
(
ぎうにく
)
を
食
(
くら
)
へども我々の
邸内
(
ていない
)
に在る物捨て塲に於て牛骨を見る事は
期
(
き
)
し
難
(
がた
)
し。是自家
庖廚
(
はうちう
)
の他に牛肉
販賣店
(
はんばいてん
)
有るに由る。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
吾
(
われ
)
聞
(
き
)
く、
昔
(
むかし
)
は
呉道子
(
ごだうし
)
、
地獄變相
(
ぢごくへんさう
)
の
圖
(
づ
)
を
作
(
つく
)
る。
成都
(
せいと
)
の
人
(
ひと
)
、
一度
(
ひとたび
)
是
(
これ
)
を
見
(
み
)
るや
咸
(
こと/″\
)
く
戰寒
(
せんかん
)
して
罪
(
つみ
)
を
懼
(
おそ
)
れ、
福
(
ふく
)
を
修
(
しう
)
せざるなく、ために
牛肉
(
ぎうにく
)
賣
(
う
)
れず、
魚
(
うを
)
乾
(
かわ
)
く。
聞きたるまゝ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
其
(
その
)
時分
(
じぶん
)
は
蕎麥
(
そば
)
を
食
(
く
)
ふにしても、
盛
(
もり
)
かけが八
厘
(
りん
)
、
種
(
たね
)
ものが二
錢
(
せん
)
五
厘
(
りん
)
であつた。
牛肉
(
ぎうにく
)
は
普通
(
なみ
)
が
一人前
(
いちにんまへ
)
四
錢
(
せん
)
でロースは六
錢
(
せん
)
であつた。
寄席
(
よせ
)
は三
錢
(
せん
)
か四
錢
(
せん
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
やまと
煮
(
に
)
と
書
(
か
)
いた
牛肉
(
ぎうにく
)
の
鑵詰
(
くわんづめ
)
が三
本
(
ぼん
)
と
菓子
(
くわし
)
でもあるかと
思
(
おも
)
ふ
小
(
ちひ
)
さな
紙包
(
かみづゝみ
)
の
堅
(
かた
)
めた
食鹽
(
しよくえん
)
の四つ五つとが
出
(
で
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
長野
(
ながの
)
で
辨當
(
べんたう
)
を
買
(
か
)
つた
時
(
とき
)
に
情
(
なさけ
)
なかつた。
蓮
(
はす
)
に
人參
(
にんじん
)
に
臭
(
くさ
)
い
牛肉
(
ぎうにく
)
、
肴
(
さかな
)
と
云
(
い
)
ふのが
生燒
(
なまやけ
)
の
鹽引
(
しほびき
)
の
鮭
(
さけ
)
は
弱
(
よわ
)
る。……
稗澤山
(
ひえだくさん
)
もそ/\の、ぽんぽち
飯
(
めし
)
、あゝ/\
旅行
(
りよかう
)
はしなければ
可
(
よ
)
かつたと
思
(
おも
)
つた。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
憚
(
はゞか
)
つた
樣
(
やう
)
にして
其
(
そ
)
の
儘
(
まゝ
)
にして
置
(
お
)
いた
牛肉
(
ぎうにく
)
の
鑵詰
(
くわんづめ
)
の一つをおつたは
卯平
(
うへい
)
へやつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“牛肉”の解説
牛肉(ぎゅうにく)は、食用に処理されたウシの肉である。ビーフ(en: Beef)ともいう。
(出典:Wikipedia)
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
“牛肉”で始まる語句
牛肉汁
牛肉屋
牛肉店
牛肉崩
牛肉飯
牛肉網焼