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日記
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につき
ふりがな文庫
“
日記
(
につき
)” の例文
何
(
なん
)
と……
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
を
昨年
(
さくねん
)
も
見
(
み
)
た。……
篤志
(
とくし
)
の
御方
(
おかた
)
は、
一寸
(
ちよつと
)
お
日記
(
につき
)
を
御覽
(
ごらん
)
を
願
(
ねが
)
ふ。
秋
(
あき
)
の
半
(
なかば
)
かけて
矢張
(
やつぱ
)
り
鬱々
(
うつ/\
)
陰々
(
いん/\
)
として
霖雨
(
ながあめ
)
があつた。
三日
(
みつか
)
とは
違
(
ちが
)
ふまい。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
私
(
わたくし
)
も
少年
(
せうねん
)
も、
今猶
(
いまな
)
ほ十
數日
(
すうにち
)
以來
(
いらい
)
の
疲勞
(
つかれ
)
を
感
(
かん
)
じて
居
(
を
)
るので、
其樣
(
そんな
)
に
高歩
(
たかある
)
きする
氣遣
(
きづかひ
)
はないが、まして
此
(
この
)
注意
(
ちうゐ
)
があつたので、
一層
(
いつそう
)
心
(
こゝろ
)
を
配
(
くば
)
り、
食後
(
しよくご
)
は、
日記
(
につき
)
を
書
(
か
)
いたり、
少年
(
せうねん
)
と
二人
(
ふたり
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「
十六夜
(
いざよひ
)
日記
(
につき
)
」の女詩人は、河畔に立つて
西行
(
さいぎやう
)
法師
(
ほふし
)
の昔をしのび、「
光行紀行
(
みつゆききこう
)
」の作者は、川が深く、流れがおそろしく、水がみなぎつて、
水屑
(
みくず
)
となる人の多いのにおびえてゐる。
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
一昨年
(
いつさくねん
)
の
秋
(
あき
)
九月
(
くぐわつ
)
——
私
(
わたし
)
は
不心得
(
ふこゝろえ
)
で、
日記
(
につき
)
と
言
(
い
)
ふものを
認
(
したゝ
)
めた
事
(
こと
)
がないので
幾日
(
いくか
)
だか
日
(
ひ
)
は
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
ないが——
彼岸前
(
ひがんまへ
)
だつただけは
確
(
たしか
)
だから、
十五日
(
じふごにち
)
から
二十日頃
(
はつかごろ
)
までの
事
(
こと
)
である。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
二百十日
(
にひやくとをか
)
もおなじこと、
日記
(
につき
)
を
誌
(
しる
)
す
方々
(
かた/″\
)
は、
一寸
(
ちよつと
)
日
(
ひ
)
づけを
御覽
(
ごらん
)
を
願
(
ねが
)
ふ、
雨
(
あめ
)
も
晴
(
はれ
)
も、
毎年
(
まいねん
)
そんなに
日
(
ひ
)
をかへないであらうと
思
(
おも
)
ふ。
現
(
げん
)
に
今年
(
ことし
)
、この
四月
(
しぐわつ
)
は、
九日
(
こゝぬか
)
、
十日
(
とをか
)
、
二日
(
ふつか
)
續
(
つゞ
)
けて
大風
(
おほかぜ
)
であつた。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“日記”の解説
日記(にっき)は、個人が日々の出来事を記録した文書である。単なる記録として扱われるものから、文学として扱われるものまで、その内容は様々である。ある人物の生涯にわたって記されるような長期にわたるものから、ある旅(旅日記、航海日誌)、ある職務(日報)、ある事件などの間だけ記された短期のものまで、期間・分量も様々であり、西洋・東洋を問わず、世界的に存在する。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
“日記”で始まる語句
日記方