數箇すうこ)” の例文
新字:数箇
この中岳なかたけ火口かこうまへしるしたとほり、南北なんぼく連續れんぞくした數箇すうこいけから成立なりたち、おもなものとして、北中南きたなかみなみみつつを區別くべつする。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
大陸たいりく現今げんこんのように五大洲ごだいしゆうわかれてゐるけれども、地球ちきゆうけてゐた状態じようたいから、かたまりはじめたときには、たんひとつのかたまりであつたが、それが或作用あるさようのために數箇すうこ地塊ちかい分裂ぶんれつ
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
たゞ津浪つなみともなほど地震ぢしん最大級さいだいきゆうのものであるから、倒潰家屋とうかいかおくしようずる區域くえき數箇すうこくにけんわたることもあり、あるひ震原距離しんげんりより陸地りくちからあまとほいために、たん廣區域こうくいきわたつて大搖おほゆれのみをかん
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
たとへば阿蘇山あそざん活動かつどう中心ちゆうしんたる中岳なかだけ南北なんぼくなが噴火口ふんかこうゆうし、通常つうじよう熱湯ねつとうたゝへてゐるが、これが數箇すうこ區分くぶんせられてゐるのできたいけ阿蘇あそ開祖かいそとなへられてゐる建磐龍命たけいはたつのみこと靈場れいじようとし、なかいけ
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
その歐洲おうしゆうにはイタリーに四箇しこ、ギリシヤに一箇いつこ有名ゆうめい活火山かつかざんがあり、そのほかにはイスランドに數箇すうこあるきりで、北米ほくべい東部とうぶあるひ歐洲おうしゆう北部ほくぶにゐるひとには、火山現象かざんげんしよう目撃もくげきすることが容易よういでない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)