“すうこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
數箇25.0%
數個25.0%
数壺12.5%
数箇12.5%
敷個12.5%
數戸12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大陸たいりく現今げんこんのように五大洲ごだいしゆうわかれてゐるけれども、地球ちきゆうけてゐた状態じようたいから、かたまりはじめたときには、たんひとつのかたまりであつたが、それが或作用あるさようのために數箇すうこ地塊ちかい分裂ぶんれつ
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
はやく、はやく、先方むかうでは吾等われら搜索さうさくしてるのだ、はやく、此方こなた所在ありからせろツ。』と、わたくしさけこゑしたに、武村兵曹たけむらへいそう二名にめい水兵すいへいとは、此時このとき數個すうこのこつてつた爆裂彈ばくれつだん一時いちじした。
国産茶だけでなく、四川茶しせんちゃや杭州茶などの舶載物もあったのである。また中には数壺すうこの茶の胚子たねもあった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其処そこからは、村のとうげが、そのまわりの数箇すうこの小山に囲繞いにょうされながら、私たちの殆んど真向うにそびえていた。
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
新式水雷發射管しんしきすいらいはつしやくわん構造かうざうと、その猛烈まうれつなる作用さようとは略右ほゞみぎごとくであるが、さら海底戰鬪艇かいていせんとうてい全部ぜんぶ見渡みわたすと、てい中央ちゆうわう軍機室ぐんきしつより前後ぜんご敷個すうこ區劃くくわくされて、海圖室かいづしつもある、操舵室さうだしつもある
さうして根府川ねぶがは一村落いちそんらく崖上がいじよう數戸すうこのこして、五百ごひやく村民そんみんとも其下そのした埋沒まいぼつされてしまつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)