“数箇”のいろいろな読み方と例文
旧字:數箇
読み方割合
すうこ50.0%
なんこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其処そこからは、村のとうげが、そのまわりの数箇すうこの小山に囲繞いにょうされながら、私たちの殆んど真向うにそびえていた。
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
また数箇なんこかの賢治の会、この賢治の会には、賢治が彼の意図のコンパスを拡げて土を耕し小屋を建て、その小屋に童共を集めてグリムやアンデルセンの物を聞かせてゐたと聞く
又三郎の学校 (新字旧仮名) / 小穴隆一(著)