數個すうこ)” の例文
新字:数個
余は室内しつないには大小種々のたなの有りし事をしんずる者なり。入り口の他にも數個すうこまど有りしなるべければ、室内しつない充分じうぶんあかるかりしならん。(續出)
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
はやく、はやく、先方むかうでは吾等われら搜索さうさくしてるのだ、はやく、此方こなた所在ありからせろツ。』と、わたくしさけこゑしたに、武村兵曹たけむらへいそう二名にめい水兵すいへいとは、此時このとき數個すうこのこつてつた爆裂彈ばくれつだん一時いちじした。
二に二個においては兩眼のしたに小點數個或は横の並行線數個すうこ有るが故に覆面ふくめんの性質は殊に著名ちよめいに表示されたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
住居ぢうきよの大小は家族かぞくの多少に因る事勿論もちろんなれど塲合ばあひに由つては一個いつこの大部屋をもうくる代りに數個すうこの小部屋を作る事も有りしと思はる。瓢形ひやうかた竪穴たてあなの如き即ち其例なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)