“北米”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほくべい75.0%
きたまい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
摂津守を総督そうとくに任じて随行ずいこうには勝麟太郎かつりんたろう(今の勝安芳やすよし)以下長崎伝習生でんしゅうせいを以てし、太平洋をわたりて北米ほくべい桑港サンフランシスコくことを命じ、江戸湾を解纜かいらんしたるは、実に安政あんせい六年十二月なり。
さき北米ほくべい合衆国に対して宣戦を布告し、吾が陸海軍は東に於て太平洋に戦機をうかがい、西に於ては上海シャンハイ比律賓フィッリピンを攻略中であるが、従来の日清にっしん日露にちろ日独にちどく、或いは近く昭和六七年に勃発せる満洲
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この村から一里ばかり先に大きい湾に面した港町があって、鉄道がしけるまでは東北から出まわる北米きたまいは一旦すべてこの港に集められ、そこから九州や山陰へ回漕されている。
猫車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)