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手遊
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てあそび
ふりがな文庫
“
手遊
(
てあそび
)” の例文
いつか
打砕
(
うちくだ
)
く時は大力の男
杭
(
くひ
)
などにてしたゝかに打て、やう/\をれおちてくだけたる四五尺なるを、
童
(
わらべ
)
らが
打
(
うち
)
よりて
手遊
(
てあそび
)
の
雪舟
(
そり
)
にのせて引きありき
遊
(
あそ
)
ぶもあり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
同級の女生徒二十人に
揃
(
そろ
)
ひのごむ鞠を与へしはおろかの事、
馴染
(
なじみ
)
の筆やに
店
(
たな
)
ざらしの
手遊
(
てあそび
)
を買しめて喜ばせし事もあり、さりとは
日々夜々
(
にちにちやや
)
の散財この
歳
(
とし
)
この身分にて
叶
(
かな
)
ふべきにあらず
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一 けんだん殿は二かい座敷に昼寝すて、
銭
(
ぜに
)
を枕に金の
手遊
(
てあそび
)
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
同級
(
どうきう
)
の
女生徒
(
ぢよせいと
)
二十
人
(
にん
)
に
揃
(
そろ
)
ひのごむ
鞠
(
まり
)
を
與
(
あた
)
へしはおろかの
事
(
こと
)
、
馴染
(
なじみ
)
の
筆
(
ふで
)
やに
店
(
たな
)
ざらしの
手遊
(
てあそび
)
を
買
(
かひ
)
しめて、
喜
(
よろこ
)
ばせし
事
(
こと
)
もあり、さりとは
日々
(
にち/\
)
夜々
(
や/\
)
の
散財
(
さんざい
)
此歳
(
このとし
)
この
身分
(
みぶん
)
にて
叶
(
かな
)
ふべきにあらず
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
押
(
おさ
)
ゆる
涙
(
なみだ
)
袖
(
そで
)
に
置
(
お
)
きてモシと
止
(
と
)
めれば
振拂
(
ふりはら
)
ふ
羽織
(
はおり
)
のすそエヽ
何
(
なに
)
さるゝ
邪魔
(
じやま
)
くさし
我
(
われ
)
はお
前
(
まへ
)
さまの
手遊
(
てあそび
)
ならずお
伽
(
とぎ
)
になるは
嬉
(
うれ
)
しからず
其方
(
そなた
)
は
大家
(
たいけ
)
の
娘御
(
むすめご
)
暇
(
ひま
)
もあるべしその
日暮
(
ひぐら
)
しの
身
(
み
)
は
時間
(
じかん
)
もを
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
さま/″\の
手遊
(
てあそび
)
を
數多
(
かずおほ
)
きほど
見得
(
みゑ
)
にして、七つ九つ十一つくるもあり、
大鈴
(
おほすゞ
)
小鈴
(
こすゞ
)
背中
(
せなか
)
にがらつかせて、
驅
(
か
)
け
出
(
だ
)
す
足袋
(
たび
)
はだしの
勇
(
いさ
)
ましく
可笑
(
をか
)
し、
群
(
むれ
)
れを
離
(
はな
)
れて
田中
(
たなか
)
の
正太
(
しようた
)
が
赤筋入
(
あかすぢい
)
りの
印半天
(
しるしばんてん
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
“手遊”で始まる語句
手遊品
手遊屋
手遊物
手遊絵