トップ
>
宇都宮
>
うつのみや
ふりがな文庫
“
宇都宮
(
うつのみや
)” の例文
熊谷直実
(
くまがいなおざね
)
の
蓮生
(
れんしょう
)
をはじめ、
甘糟
(
あまかす
)
太郎忠綱、
宇都宮
(
うつのみや
)
頼綱、
上野
(
こうずけ
)
の
御家人
(
ごけにん
)
小四郎隆義、武蔵の住人
弥太郎親盛
(
やたろうちかもり
)
、園田
成家
(
なりいえ
)
、津戸三郎
為盛
(
ためもり
)
。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私と後藤氏とは上野発の汽車で出掛けたが、汽車を乗り違えたため
宇都宮
(
うつのみや
)
に一泊し、翌早朝鹿沼で下車し、それから発光路へ向いました。
幕末維新懐古談:73 栃の木で老猿を彫ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
宇都宮
(
うつのみや
)
の町に
挽物
(
ひきもの
)
師が、形のよい
漏斗
(
じょうご
)
を
手轆轤
(
てろくろ
)
にかけているのを見ました。売る先は静岡県の酒屋だということでありました。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
良人は
宇都宮
(
うつのみや
)
からだんだん
函館
(
はこだて
)
までまいり、父は行くえがわからなくなり、弟は上野で
討死
(
うちじに
)
をいたして、その家族も
失踪
(
なくな
)
ってしまいますし、舅もとうとう病死をしましてね
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
文久二年正月の
坂下門
(
さかしたもん
)
事件(それと関連せる
輪王
(
りんのう
)
寺擁立挙兵策・一橋擁立挙兵策など)に連座・獄死した
下野
(
しもつけ
)
義徒の中心には、
宇都宮
(
うつのみや
)
の呉服商
菊池教中
(
きくちのりなか
)
、大橋訥庵兄弟がおり
志士と経済
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
▼ もっと見る
彼が家の
夜具
(
よるのもの
)
は、
宇都宮
(
うつのみや
)
の
釣天井
(
つりてんじょう
)
程に重く大きなものだ。彼が家の婆さんは、七十過ぎて元気おさ/\若者を
凌
(
しの
)
ぐ婆さんである。婆さんの曰く、
私
(
わたし
)
の
家
(
うち
)
は信心なんざしませんや。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
四五日つづいてけぶるような雨の降ったあと、にわかに空が澄みあがって、松林をわたる風もやや肌寒く感じられる一日、
下野
(
しもつけ
)
の
宇都宮
(
うつのみや
)
から音信があって三郎兵衛の
病臥
(
びょうが
)
を知らせて来た。
日本婦道記:不断草
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
芝茸
(
しばたけ
)
と
稱
(
とな
)
へて、
笠
(
かさ
)
薄樺
(
うすかば
)
に、
裏白
(
うらじろ
)
なる、
小
(
ちひ
)
さな
茸
(
きのこ
)
の、
山
(
やま
)
近
(
ちか
)
く
谷
(
たに
)
淺
(
あさ
)
きあたりにも
群生
(
ぐんせい
)
して、
子供
(
こども
)
にも
就中
(
なかんづく
)
これが
容易
(
たやす
)
き
獲
(
え
)
ものなるべし。
毒
(
どく
)
なし。
味
(
あぢ
)
もまた
佳
(
よ
)
し。
宇都宮
(
うつのみや
)
にてこの
茸
(
きのこ
)
掃
(
は
)
くほどあり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
源氏重代の家来たち、和田・三浦・
畠山
(
はたけやま
)
・
比企
(
ひき
)
・
朝比奈
(
あさひな
)
・
宇都宮
(
うつのみや
)
などの諸豪族は北条氏に対する反感を深くしているのに乗じ、種々策謀して、次々に叛旗を
翻
(
ひるがえ
)
させては次第にこれを滅して行った。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
實は、初めてのことで、而も急行は
宇都宮
(
うつのみや
)
より先きは黒磯でなければとまらぬやうに旅行案内には出てゐたので、正直に黒磯までの切符を買つたのだが、車上で人に教へられて西那須へ下りたのだ。
塩原日記
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
却
(
かえ
)
って田舎には豪農や豪商があるのだからと申しまして、私も東京に居りまして知る人に顔を見られるも、恥かしゅう存じますから、そんなら田舎の奉公をしようと申しまして、
宇都宮
(
うつのみや
)
へ参りますと
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
早くも
宇都宮
(
うつのみや
)
に着き、やがて日光驛に着いた。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
宇都宮
(
うつのみや
)
から益子に、また
鹿沼
(
かぬま
)
や日光に行くごとに度々私の心を
惹
(
ひ
)
いた建物を見た。
長屋門
(
ながやもん
)
の美しさもその一つだが、私にはことのほかその地方の民家で用いる石屋根が美しく想えた。
野州の石屋根
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
宇都宮
(
うつのみや
)
へ
着
(
つ
)
いてさへ、
船
(
ふね
)
に
乗
(
の
)
つた
心地
(
こゝち
)
がした。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
宇
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
“宇都宮”で始まる語句
宇都宮公綱
宇都宮藩
宇都宮藩士
宇都宮頼綱
宇都宮頼綱女