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囲
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かこひ
ふりがな文庫
“
囲
(
かこひ
)” の例文
旧字:
圍
仲間と一緒に
件
(
くだん
)
の共同墓地に連れて行かれ、(刑務所の
囲
(
かこひ
)
の外で働くかうした受刑者のことを、刑務所用語では外役といふ、)
随筆「断片」
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
月末にいたれば目にも
留
(
とま
)
るほどに
昨日今日
(
きのふけふ
)
と雪の丈け低くなり、もはや雪も
降
(
ふる
)
まじと雪
囲
(
かこひ
)
もこゝかしこ取のけ、家のほとり
庭
(
には
)
などの雪をも
掘
(
ほり
)
すつるに
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
二方は
生垣
(
いけがき
)
で仕切つてある。四角な庭は
十坪
(
とつぼ
)
に足りない。三四郎は此狭い
囲
(
かこひ
)
の
中
(
なか
)
に立つた
池
(
いけ
)
の女を見るや否や、
忽
(
たちま
)
ち悟つた。——花は必ず
剪
(
き
)
つて、
瓶
(
へい
)
裏に
眺
(
なが
)
むべきものである。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
先程
(
さきほど
)
から
萬屋
(
よろづや
)
の
主人
(
あるじ
)
は、四
畳
(
でふ
)
の
囲
(
かこひ
)
へ
這入
(
はい
)
り、
伽羅
(
きやら
)
を
焼
(
た
)
いて
香
(
かう
)
を聞いて
居
(
を
)
りました。
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
求められない鉄の
囲
(
かこひ
)
の中にゐて
智恵子抄
(新字旧仮名)
/
高村光太郎
(著)
▼ もっと見る
月末にいたれば目にも
留
(
とま
)
るほどに
昨日今日
(
きのふけふ
)
と雪の丈け低くなり、もはや雪も
降
(
ふる
)
まじと雪
囲
(
かこひ
)
もこゝかしこ取のけ、家のほとり
庭
(
には
)
などの雪をも
掘
(
ほり
)
すつるに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
弥吉
(
やきち
)
は
方々
(
はう/″\
)
覗
(
のぞ
)
いたが
誰
(
だれ
)
も
居
(
ゐ
)
ません。ふと
囲
(
かこひ
)
へ
眼
(
め
)
を
附
(
つ
)
け、弥
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
寺の門内には
仮店
(
かりみせ
)
ありて物を売り、
人
(
ひと
)
群
(
ぐん
)
をなす。芝居には
仮
(
かり
)
に戸板を
集
(
あつめ
)
て
囲
(
かこひ
)
たる入り口あり、こゝに
守
(
まも
)
る
者
(
もの
)
ありて一人
前
(
まへ
)
何程と
価
(
あたひ
)
を
取
(
とる
)
、これ
屋根普請
(
やねふしん
)
の
勧化
(
くわんけ
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
寺の門内には
仮店
(
かりみせ
)
ありて物を売り、
人
(
ひと
)
群
(
ぐん
)
をなす。芝居には
仮
(
かり
)
に戸板を
集
(
あつめ
)
て
囲
(
かこひ
)
たる入り口あり、こゝに
守
(
まも
)
る
者
(
もの
)
ありて一人
前
(
まへ
)
何程と
価
(
あたひ
)
を
取
(
とる
)
、これ
屋根普請
(
やねふしん
)
の
勧化
(
くわんけ
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
弥生
(
やよひ
)
の
頃
(
ころ
)
は雪もやゝ
稀
(
まれ
)
なれば、
春色
(
しゆんしよく
)
の
空
(
そら
)
を見て
家毎
(
いへごと
)
に雪
囲
(
かこひ
)
を
取除
(
とりのく
)
るころなれば
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
弥生
(
やよひ
)
の
頃
(
ころ
)
は雪もやゝ
稀
(
まれ
)
なれば、
春色
(
しゆんしよく
)
の
空
(
そら
)
を見て
家毎
(
いへごと
)
に雪
囲
(
かこひ
)
を
取除
(
とりのく
)
るころなれば
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
囲
常用漢字
小5
部首:⼞
7画
“囲”を含む語句
周囲
囲繞
外囲
雰囲気
四囲
板囲
取囲
三囲
範囲
囲炉裏
囲炉裡
包囲
囲碁
重囲
囲者
囲内
雪囲
氛囲気
囲爐裡
幕囲
...