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十坪
ふりがな文庫
“十坪”の読み方と例文
読み方
割合
とつぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とつぼ
(逆引き)
と蘆の中に池……というが、やがて
十坪
(
とつぼ
)
ばかりの
窪地
(
くぼち
)
がある。
汐
(
しお
)
が上げて来た時ばかり、水を湛えて、真水には
干
(
ひ
)
て
了
(
しま
)
う。
海の使者
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
庭は
十坪
(
とつぼ
)
ほどの平庭で、これという植木もない。ただ一本の
蜜柑
(
みかん
)
があって、
塀
(
へい
)
のそとから、
目標
(
めじるし
)
になるほど高い。おれはうちへ帰ると、いつでもこの蜜柑を眺める。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
二方は
生垣
(
いけがき
)
で仕切つてある。四角な庭は
十坪
(
とつぼ
)
に足りない。三四郎は此狭い
囲
(
かこひ
)
の
中
(
なか
)
に立つた
池
(
いけ
)
の女を見るや否や、
忽
(
たちま
)
ち悟つた。——花は必ず
剪
(
き
)
つて、
瓶
(
へい
)
裏に
眺
(
なが
)
むべきものである。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
十坪(とつぼ)の例文をもっと
(4作品)
見る
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
坪
常用漢字
中学
部首:⼟
8画
“十”で始まる語句
十
十歳
十日
十重二十重
十字架
十分
十月
十六夜
十露盤
十手
“十坪”のふりがなが多い著者
夏目漱石
泉鏡花