“囲碁”のいろいろな読み方と例文
旧字:圍碁
読み方割合
いご87.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車におくれじと千三も走った、かれが医者の玄関に着いたとき、おくではやはり囲碁いごの音が聞こえていた。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
閑になると、上役や同僚のやっている囲碁いごを、後に立って懐ろ手で頭越しにのぞいて居たりする。
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
油断をすると此方こっちの方があぶないぞ、馬鹿なやつだあれを知らぬかなどゝ、い加減に饒舌しゃべれば、書生の素人しろうとへた囲碁で、助言じょげんもとより勝手次第で
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)