トップ
>
囲碁
>
いご
ふりがな文庫
“
囲碁
(
いご
)” の例文
旧字:
圍碁
車におくれじと千三も走った、かれが医者の玄関に着いたとき、
奥
(
おく
)
ではやはり
囲碁
(
いご
)
の音が聞こえていた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
閑になると、上役や同僚のやっている
囲碁
(
いご
)
を、後に立って懐ろ手で頭越しに
覗
(
のぞ
)
いて居たりする。
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
玉突は知らぬし、
囲碁
(
いご
)
も
将棊
(
しょうぎ
)
も何も知らぬ。芝居は此頃何かの行掛り上から少し見た事は見たが、自然と頭の下るような心持で見られる芝居は一つも無かった。面白いとは
勿論
(
もちろん
)
思わぬ。
文士の生活:夏目漱石氏-収入-衣食住-娯楽-趣味-愛憎-日常生活-執筆の前後
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私は元来
囲碁
(
いご
)
を知らぬ、少しも分らないけれども、塾中の書生仲間に囲碁が始まると、ジャ/″\
張
(
ば
)
り
出
(
で
)
て
巧者
(
こうしゃ
)
なことを
云
(
いっ
)
て、ヤア黒のその手は間違いだ、
夫
(
そ
)
れ又やられたではないか
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
そのおのおのが持っている任務と力量とを彼は指揮官のように知っていた。彼はそれを用いてある勝敗を争おうとするのだ。彼の得意とする
将棋
(
しょうぎ
)
や
囲碁
(
いご
)
以上にこれは興味のあるものだった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
▼ もっと見る
しかし
囲碁
(
いご
)
に閑日を消していることも、兵に豆を
蒔
(
ま
)
かせていることも、勿論、彼が魏をあざむく偽態であったことはいうまでもなく、魏は、それをうかがって、陸遜軍がなお年を越えるまで
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——
囲碁
(
いご
)
か」
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“囲碁”の意味
《名詞》
囲碁 (いご)
二人の競技者が黒色と白色の石を盤上に交互に置いてゆき、自分の碁石で囲った地の広さを競う室内遊戯。別名、碁。
(出典:Wiktionary)
囲
常用漢字
小5
部首:⼞
7画
碁
常用漢字
中学
部首:⽯
13画
“囲碁”で始まる語句
囲碁仙集
囲碁指南