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回想
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くわいさう
ふりがな文庫
“
回想
(
くわいさう
)” の例文
一々
手
(
て
)
でも
取
(
と
)
りたいほどに
氣遣
(
きづか
)
はれる
母心
(
はゝごゝろ
)
が、
忌
(
いま
)
はしい
汚點
(
しみ
)
の
回想
(
くわいさう
)
によつて、その
口
(
くち
)
を
縫
(
ぬ
)
はれてしまふのである。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
『イヤそう
眞面目
(
まじめ
)
に
問
(
と
)
はれては
困
(
こま
)
る。
僕
(
ぼく
)
は
小兒
(
こども
)
の
時
(
とき
)
を
回想
(
くわいさう
)
して
當時
(
たうじ
)
の
學校
(
がくかう
)
を
懷
(
なつか
)
しく
思
(
おも
)
ふだけの
意味
(
いみ
)
で
言
(
い
)
つたのです』とハーバードは
罪
(
つみ
)
のない
微笑
(
びせう
)
を
浮
(
うか
)
べて
言譯
(
いひわけ
)
した。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
あゝ、
人間
(
にんげん
)
の
萬事
(
ばんじ
)
は
實
(
じつ
)
に
天意
(
てんゐ
)
の
儘
(
まゝ
)
だと、
私
(
わたくし
)
も
深
(
ふか
)
く
心
(
こゝろ
)
に
感
(
かん
)
ずると
共
(
とも
)
に、
忽
(
たちま
)
ち
回想
(
くわいさう
)
した
一事
(
いちじ
)
がある。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
明治二十七八年頃
江見水蔭子
(
えみすゐいんし
)
がこの地の
娼婦
(
しやうふ
)
を材料として
描
(
ゑが
)
いた小説「
泥水清水
(
どろみづしみつ
)
」の一篇は当時
硯友社
(
けんいうしや
)
の文壇に傑作として批評されたものであつたが、今よりして
回想
(
くわいさう
)
すれば
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
自分
(
じぶん
)
は
如何
(
どう
)
いふものかガタ
馬車
(
ばしや
)
の
喇叭
(
らつぱ
)
が
好
(
す
)
きだ。
回想
(
くわいさう
)
も
聯想
(
れんさう
)
も
皆
(
み
)
な
面白
(
おもしろ
)
い。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
▼ もっと見る
私
(
わたくし
)
は
此
(
この
)
一言
(
いちごん
)
で、
忽
(
たちま
)
ち子ープルスの
親友
(
しんゆう
)
や、
春枝夫人
(
はるえふじん
)
の
事
(
こと
)
を
回想
(
くわいさう
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
春枝夫人
(
はるえふじん
)
は、
四年
(
よねん
)
以前
(
いぜん
)
の
恐
(
おそ
)
ろしき
夜
(
よ
)
の
光景
(
くわうけい
)
を
回想
(
くわいさう
)
して
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“回想”の意味
《名詞》
回 想(かいそう)
自分の経験した過去を思い出すこと。
(出典:Wiktionary)
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“回”で始まる語句
回
回向
回向院
回復
回々
回転
回顧
回々教
回生剤
回教寺院