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切
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きら
ふりがな文庫
“
切
(
きら
)” の例文
斯う云う
六
(
むず
)
ヶしい事件を引受けねば
昇等
(
しょうとう
)
は出来ないぜ(大鞆)
夫
(
そ
)
りゃ
分
(
わか
)
ッて居る
盤根錯節
(
ばんこんさくせつ
)
を
切
(
きら
)
んければ以て利器を知る無しだから
六
(
むず
)
かしいは
些
(
ちっ
)
とも
厭
(
いと
)
ヤせんサ
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
も
取戻
(
とりもど
)
して
消光度無
(
くらしたくなく
)
ては
叶
(
かな
)
はぬ金子故
主
(
しう
)
の爲には親をも
捨
(
すて
)
る
習
(
なら
)
ひ後日に我が首を
切
(
きら
)
るゝ如きは
容易
(
おろか
)
と思ひ道ならぬ事
乍
(
なが
)
ら
盜
(
ぬす
)
みに參りしと
有
(
あり
)
の
儘
(
まゝ
)
に語りければ彼の男是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
娼「花里さん来たよ、早く側へ往っておあげよ、そんなにシラを
切
(
きら
)
なくッてもいゝわ、モウ気は部屋へ行ってるんだよ、呆れたもんだねえ、花里さんの
抜殻
(
ぬけがら
)
さんや、オイ/\」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お辰めを思い
切
(
きら
)
せましょう。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
大西瓜
(
おおすいか
)
真つ二つにぞ
切
(
きら
)
れける
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
殺すぞや妾は何の
咎
(
とが
)
有て娘に
逢
(
あは
)
すと連出し
此樣
(
こん
)
な
淋
(
さび
)
しい所へ來て
欺
(
だま
)
し殺しは何故ぞアヽ
恨
(
うら
)
めしや三次殿
四邊
(
あたり
)
に人はなき事か
何卒
(
どうぞ
)
助
(
たす
)
けて下されと
切
(
きら
)
れし
肩
(
かた
)
を兩手で
押
(
おさ
)
へ
迯
(
にげ
)
んとするを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
偖は人にても
切
(
きら
)
れて居たるやと見れば
庭
(
には
)
の
飛石
(
とびいし
)
にも
草履
(
ざうり
)
にて血を
踏付
(
ふみつけ
)
たる跡ありけるに
依
(
よつ
)
て草履を返し見れば血の付て居ざるにそ
偖
(
さて
)
不思議
(
ふしぎ
)
成
(
なる
)
ことなりとて血を
洗
(
あら
)
ひ
落
(
おと
)
さんと夫婦水を
汲
(
くみ
)
きて
庭石
(
にはいし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“切”の意味
《名詞》
(きれ)布の一部分。転じて布。
《形容動詞》
(セツ)緊急である、余裕がない。
(セツ) 心を込めて祈るさま。
(セツ) 身にしみて強く感じるさま。
《助詞》
(きり、ぎり)のみ。だけ。
(出典:Wiktionary)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“切”を含む語句
大切
一切
切々
突切
打切
切断
切歯
思切
切立
切端
引切
息切
掻切
巾着切
半切
仕切
切通
切符
切掛
手切
...