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抜殻
ふりがな文庫
“抜殻”の読み方と例文
読み方
割合
ぬけがら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬけがら
(逆引き)
この記憶が消えてしまって、ただ漫然と魂の
抜殻
(
ぬけがら
)
のように生きている未来を想像すると、それが苦痛で苦痛で恐ろしくってたまらないのです
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
だけど、そんな知識を
振翳
(
ふりかざ
)
したって何になるでしょう。そんな学問はただの装飾です。いくら
紅
(
くれない
)
の
綾
(
あや
)
の
単襲
(
ひとえがさね
)
をきらびやかに着込んだって、
魂
(
たましい
)
の無い人間は
空蝉
(
うつせみ
)
の
抜殻
(
ぬけがら
)
です。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
娼「花里さん来たよ、早く側へ往っておあげよ、そんなにシラを
切
(
きら
)
なくッてもいゝわ、モウ気は部屋へ行ってるんだよ、呆れたもんだねえ、花里さんの
抜殻
(
ぬけがら
)
さんや、オイ/\」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
抜殻(ぬけがら)の例文をもっと
(5作品)
見る
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
“抜”で始まる語句
抜
抜刀
抜擢
抜身
抜足
抜萃
抜目
抜出
抜衣紋
抜手
“抜殻”のふりがなが多い著者
加藤道夫
夏目漱石
三遊亭円朝