“抜殻”の読み方と例文
読み方割合
ぬけがら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この記憶が消えてしまって、ただ漫然と魂の抜殻(ぬけがら)のように生きている未来を想像すると、それが苦痛で苦痛で恐ろしくってたまらないのです
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
だけど、そんな知識を振翳(ふりかざ)したって何になるでしょう。そんな学問はただの装飾です。いくら紅(くれない)の綾(あや)の単襲(ひとえがさね)をきらびやかに着込んだって、魂(たましい)の無い人間は空蝉(うつせみ)の抜殻(ぬけがら)です。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
娼「花里さん来たよ、早く側へ往っておあげよ、そんなにシラを切(きら)なくッてもいゝわ、モウ気は部屋へ行ってるんだよ、呆れたもんだねえ、花里さんの抜殻(ぬけがら)さんや、オイ/\」