何日なんにち)” の例文
ふんどしに三つにくるんだ、八十六文を取出して、三方の上にガチヤリと置いたら、こいつは綺麗に無くなつて、何日なんにち待つても返されなかつた
種子たねはどこからせて、何月なんがつ何日なんにちはたけにまいて、いつ肥料ひりょう何回なんかいぐらいやったのですか、どうかはなしてください。」と、かかりのものはいいました。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ねんうちには何日なんにちるとか、六號室がうしつには面白おもしろ豫言者よげんしやがゐるさうなとかと、交々かはる/″\尋問たづねるのでつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
そんな対話を聞きながら、巻煙草をくわえた洋一は、ぼんやり柱暦はしらごよみを眺めていた。中学を卒業して以来、彼には何日なんにちと云う記憶はあっても、何曜日かは終始忘れている。
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
物を遠くの土地へ何日なんにちもかかって、または人をたのんで送ろうとするには、荷造りということをしなければならぬが、それが近まわりを自分で持ちあるく場合ならば
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
伝道師は御免を蒙る、生活に行くのです、と云ったものゝ、玉川と云うに心動いて、兎に角見に行きましょうと答えた。そうか、では何日なんにちに案内者をよこそう、と牧師は云うた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
こうは四十にんたらずでしたが、外国がいこくでは、たべものが不自由ふじゆうだろうというので、白米はくまい何日なんにちぶんもふねにつみこんだり、宿やどがくらくてはこまるとおもい、ろうかにつけるかなあんどんや
わたくしかんがへるには、いま一個ひとつ堅固けんご紀念塔きねんたふこしらへて、その深山しんざんつてつててゝるのだ、紀念塔きねんたう表面ひやうめんには、ちやんと朝日島あさひじまきざんで、此處こゝ日本帝國につぽんていこく領地りようち御坐ござる、何年なんねん何月なんげつ何日なんにち
(今日は、何日なんにちじゃったかな?)
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
道庵、此處まで來て貰つたのはこれの爲ぢや。何日なんにちと日限は切らぬが、出來るだけ早く、この丸藥と同じものを作り、その處方を
ねんうちには何日なんにちあるとか、六号室ごうしつには面白おもしろ予言者よげんしゃがいるそうなとかと、交々かわるがわる尋問たずねるのであった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「きょうは何日なんにちだか御存知ですか?」
少年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
明治めいじ何年なんねん何月なんげつ何日なんにち
『アンドレイ、エヒミチ今日けふ何日なんにちです?』それからつゞいて、ハヾトフとブロンヂンのドクトルとは下手へたなのをかんじてゐる試驗官しけんくわんつたやうな調子てうしで、今日けふ何曜日なにえうびだとか
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
何日なんにちか無駄に過ぎました。
『アンドレイ、エヒミチ今日きょう何日なんにちです?』それからつづいて、ハバトフとブロンジンのドクトルとは下手へたなのをかんじている試験官しけんかんったような調子ちょうしで、今日きょう何曜日なんようびだとか
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)