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われし
ふりがな文庫
“われし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
我知
78.6%
吾知
21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我知
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
頭
(
かしら
)
を
上
(
あ
)
げては
水車
(
みづぐるま
)
を
見
(
み
)
、
又
(
また
)
畫板
(
ゑばん
)
に
向
(
むか
)
ふ、そして
折
(
を
)
り/\
左
(
さ
)
も
愉快
(
ゆくわい
)
らしい
微笑
(
びせう
)
を
頬
(
ほゝ
)
に
浮
(
うか
)
べて
居
(
ゐ
)
た
彼
(
かれ
)
が
微笑
(
びせう
)
する
毎
(
ごと
)
に、
自分
(
じぶん
)
も
我知
(
われし
)
らず
微笑
(
びせう
)
せざるを
得
(
え
)
なかつた。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
今
(
いま
)
はと
決心
(
けつしん
)
の
臍
(
ほぞ
)
固
(
かた
)
まりけんツト
立上
(
たちあが
)
りしが
又
(
また
)
懷中
(
ふところ
)
に
手
(
て
)
をさし
入
(
い
)
れて
一思案
(
ひとしあん
)
アヽ
困
(
こま
)
つたと
我知
(
われし
)
らず
歎息
(
たんそく
)
の
詞
(
ことば
)
唇
(
くちびる
)
をもれて
其儘
(
そのまゝ
)
に
身
(
み
)
はもとの
通
(
とほ
)
り
舌打
(
したうち
)
の
音
(
おと
)
續
(
つゞ
)
けて
聞
(
きこ
)
えぬ
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
われし(我知)の例文をもっと
(11作品)
見る
吾知
(逆引き)
肋骨材等
(
ろくこつざいとう
)
諸般
(
しよはん
)
の
構造
(
こうざう
)
を
眺
(
なが
)
め、また
千變萬化
(
せんぺんばんくわ
)
なる
百種
(
ひやくしゆ
)
の
機關
(
きくわん
)
の
説明
(
せつめい
)
を
聽
(
き
)
いた
時
(
とき
)
は、
殆
(
ほと
)
んど
之
(
これ
)
が
人間
(
にんげん
)
の
業
(
わざ
)
かと
疑
(
うたが
)
はるゝばかりで、
吾知
(
われし
)
らず
驚嘆
(
きやうたん
)
の
叫聲
(
さけび
)
を
發
(
はつ
)
する
事
(
こと
)
を
禁
(
きん
)
じ
得
(
え
)
なかつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
今まで団体的に旋回していたものが、
吾知
(
われし
)
らず調子を
踏
(
ふ
)
み
外
(
はず
)
して、一人
圏外
(
けんがい
)
にふり落された時のように、淡いながら頼りを失った心持で、彼女は自分の
宅
(
うち
)
の玄関を上った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
われし(吾知)の例文をもっと
(3作品)
見る
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