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一思案
ふりがな文庫
“一思案”の読み方と例文
読み方
割合
ひとしあん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとしあん
(逆引き)
しかし余り
無造作
(
むぞうさ
)
に解決出来る場合だけは、——保吉は
未
(
いま
)
だにはっきりと
一思案
(
ひとしあん
)
を
装
(
よそお
)
った粟野さんの
偽善的
(
ぎぜんてき
)
態度を覚えている。
十円札
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今
(
いま
)
はと
決心
(
けつしん
)
の
臍
(
ほぞ
)
固
(
かた
)
まりけんツト
立上
(
たちあが
)
りしが
又
(
また
)
懷中
(
ふところ
)
に
手
(
て
)
をさし
入
(
い
)
れて
一思案
(
ひとしあん
)
アヽ
困
(
こま
)
つたと
我知
(
われし
)
らず
歎息
(
たんそく
)
の
詞
(
ことば
)
唇
(
くちびる
)
をもれて
其儘
(
そのまゝ
)
に
身
(
み
)
はもとの
通
(
とほ
)
り
舌打
(
したうち
)
の
音
(
おと
)
續
(
つゞ
)
けて
聞
(
きこ
)
えぬ
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
自然不自然の批判から云っても、実は
一思案
(
ひとしあん
)
しなければならない点であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一思案(ひとしあん)の例文をもっと
(3作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
案
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
“一思”で始まる語句
一思
一思庵
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思案
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芥川竜之介