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やはり
ふりがな文庫
“やはり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
矢張
89.8%
依然
4.2%
仍且
2.5%
猶且
1.7%
依様
0.8%
依旧
0.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢張
(逆引き)
是迄
(
これまで
)
だつて、私は貴方のことに就いて、
何
(
なんに
)
も世間の人に話した覚は無し、是から
将来
(
さき
)
だつても
矢張
(
やはり
)
其通り、何も話す必要は有ません。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
やはり(矢張)の例文をもっと
(50作品+)
見る
依然
(逆引き)
すると筑波は「久しゅう逢わなんだねえ
光
(
みい
)
ちゃん。
何様
(
どう
)
したんだえ。よう帰ってお出でだ」と云いそうに
依然
(
やはり
)
ゆったりとして気高く清く眺められた。
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
やはり(依然)の例文をもっと
(5作品)
見る
仍且
(逆引き)
仍且
(
やはり
)
氣に懸ツてならぬ。そして惱む。幾ら美術家でも、女の心まで裸體にして見る
權能
(
けんのう
)
がないから爲方が無い。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
やはり(仍且)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
猶且
(逆引き)
実に
可懐
(
なつかし
)
かつたのです、顔を見ると手を
把
(
と
)
つて、
直
(
たゞち
)
に
旧交
(
きふこう
)
が
尋
(
あたゝ
)
められると
云
(
い
)
ふ
訳
(
わけ
)
で、
其頃
(
そのころ
)
山田
(
やまだ
)
も
私
(
わたし
)
も
猶且
(
やはり
)
第二中学時代と
易
(
かは
)
らず
芝
(
しば
)
に
住
(
す
)
んで
居
(
ゐ
)
ましたから、
往復
(
わうふく
)
ともに手を
携
(
たづさ
)
へて
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
やはり(猶且)の例文をもっと
(2作品)
見る
依様
(逆引き)
当時
(
たうじ
)
既
(
すで
)
に
素人芸
(
しろうとげい
)
でないと
云
(
い
)
ふ
評判
(
ひやうばん
)
の
腕利
(
うできゝ
)
で、
新躰詩
(
しんたいし
)
は
殊
(
こと
)
に
其力
(
そのちから
)
を
極
(
きは
)
めて
研究
(
けんきふ
)
する所で、
百枚
(
ひやくまい
)
ほどの
叙事詩
(
じよじし
)
をも
其頃
(
そのころ
)
早く作つて、二三の
劇詩
(
げきし
)
などさへ有りました、
依様
(
やはり
)
我々
(
われ/\
)
と
同級
(
どうきふ
)
でありましたが
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
此
(
こ
)
の雑誌も
九号
(
くがう
)
迄
(
まで
)
は続きましたが、
依様
(
やはり
)
十号から
慾
(
よく
)
が出て、会員に
頒布
(
はんぷ
)
する
位
(
くらゐ
)
では
面白
(
おもしろ
)
くないから、
価
(
あたひ
)
を
廉
(
やす
)
くして
盛
(
さかん
)
に
売出
(
うりだ
)
して見やうと
云
(
い
)
ふので、
今度
(
こんど
)
は四六
倍
(
ばい
)
の
大形
(
おほがた
)
にして、十二
頁
(
ページ
)
でしたか
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
やはり(依様)の例文をもっと
(1作品)
見る
依旧
(逆引き)
風「然し真人間時分の朋友であつた僕等にかうして会つてゐる間だけは、
依旧
(
やはり
)
真人間で居てもらひたいね」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
やはり(依旧)の例文をもっと
(1作品)
見る
“やはり”の意味
《形容動詞》
以前またはほかと同様に。
思った通り。
結局は。
いろいろと考えた末に意見を変えるさま。また元の意見に戻すさま。
したことやしなかったことを後悔するさま。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
やつぱり
なほかつ
やツぱり
やっぱり
きうにより
いぜん
なおか
なおかつ
なほか
やっぱ