“どうせき”の漢字の書き方と例文
語句割合
同席100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分じぶんそれ澤山たくさんだとかんがへて、器械きかいなんぞとひざあはかたならべたかのごとくに、きたいところまで同席どうせきして不意ふいりて仕舞しまだけであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ベンヺ そのカピューレットの例會れいくわいに、足下きみしたふローザラインが、このヹローナで評判ひゃうばんのあらゆる美人達びじんたち同席どうせきするは都合つがふぢゃ。
晩餐後ばんさんご喫茶きつちやがはじまると、櫻木大佐さくらぎたいさをはじめ同席どうせき水兵等すいへいらは、ひとしくくちそろへて『御身おんみこのしま漂着へうちやく次第しだいくわしく物語ものがたたまへ。』といふので、わたくし珈琲カフヒー一口ひとくちんで、おもむろにかたした。
艦長松島海軍大佐かんちやうまつしまかいぐんたいさ濱島武文はまじまたけぶみ其他そのた同席どうせきの二三士官等しくわんらは、凛々りゝたるおもて微笑びせううかべて、たがひかほ見合みあはとき軍艦ぐんかん」の右舷うげん左舷さげんには、うしほはなたまみだれて、かん速力そくりよくぶがやうであつた。