“であひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出会27.3%
出合27.3%
出會18.2%
出遭9.1%
遭遇9.1%
邂逅9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全体ぜんたい綜合そうがふしたところで、わたしあたまのこつた印象いんしやうふのは——はじめての出会であひ小川町をがはちやうあたりの人込ひとごみのなかであつたらしく、をんなそで名刺めいしでも投込なげこんだのがそもそもの発端はじまりで、二度目どめおなとほりつたとき
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
畝路あぜみち出合であひがしらに、一同いちどうさわてた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今日けふうれしい、かたじけないとおもこゝろわしおなじに滿腔いっぱいなら、しかもそれをあらはちからわしよりもおほいなら、今日けふ出會であひ二人ふたりかんずるこのゆめのやうなうれしさを、ゆかしい天樂てんがくのやうなそもじこゑ
ゆすりかけ候ゆゑよんどころなく大勢を打散して逃參にげまゐりし所に早くも惡漢わるもの共大勢徒黨とたうして此の如く危き目に出遭であひなり夫と申も實は親類より金子五十兩を預り居候故此金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
『飛んだ災難に遭遇であひまして、到頭阿爺おやぢくなりました。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
渠は寐附いた迄の事を繰り返して思ふに、桶を負うた異人との邂逅であひ、岩窟、物凄しい岩陰、陰気な尖柱戯の遊仲間、瓶。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)