“出合(であひ)” の例文
今まで思ひ出しもせざりし結城の朝之助に不図(ふと)出合(であひ)て、あれと驚きし顔つきの例に似合ぬ狼狽(あわて)かたがをかしきとて、からからと男の笑ふに少し恥かしく
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
畝路(あぜみち)で出合(であひ)がしらに、一同(いちどう)は騒(さわ)ぎ立(た)てた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
十六日は必(かな)らず待(まち)まする來(き)て下(くだ)されと言(い)ひしをも何(なに)も忘(わす)れて、今(いま)まで思(おも)ひ出(だ)しもせざりし結城(ゆふき)の朝(とも)之助(すけ)に不圖(ふと)出合(であひ)て、あれと驚(おどろ)きし顏(かほ)つきの例(れい)に似合(にあは)ぬ狼狽(あわて)かたがをかしきとて
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)