“出會(であひ)” の例文
新字:出会
聞(きゝ)文藏は大いに驚き恐れながらと進み出御奉行樣の御眼力誠に恐れ入奉つり候其節萬澤の脇(わき)にて目明し二人に出會(であひ)私し共三人に繩(なは)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今日(けふ)を嬉(うれ)しい、かたじけないと思(おも)ふ心(こゝろ)が予(わし)と同(おな)じに滿腔(いっぱい)なら、しかもそれを現(あらは)す力(ちから)が予(わし)よりも多(おほ)いなら、今日(けふ)の出會(であひ)で二人(ふたり)が感(かん)ずる此(この)夢(ゆめ)のやうな嬉(うれ)しさを、床(ゆか)しい天樂(てんがく)のやうな卿(そもじ)の聲(こゑ)で
仕つり神田明神下にて小川町の五千石取の太田彦十郎樣に出會(であひ)しまゝ互ひに徒士(かち)の者双方の名前を呼上行違(ゆきちが)ひ候節嘉川家の供頭が御駕籠(かご)の戸(と)を引外(ひきはづ)し狼狽(うろたへ)廻るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
痛(いた)めつゝ又四五ヶ月も滯留(たいりう)せし中終に路金(ろきん)は殘(のこ)りなく遣(つか)ひ捨(すて)夫よりは櫛(くし)を賣(うり)簪(かんざ)しを賣(うり)て其日の旅籠(はたご)となせしが此さへ彼の惡漢(わるもの)に出會(であひ)し時夫婦の衣類(いるゐ)を包(つゝ)みし荷物(にもつ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)