“出会(であひ)” の例文
旧字:出會
こなひだの事、久世氏はある宴会でいつものやうにさんざ酒を煽飲(あほ)つたので、酔気(よひけ)ざましに廊下へ出た。すると、出会(であひ)がしらにそこを通りかかつた一人の男が薄暗い襖のかげから
で全体(ぜんたい)を綜合(そうがふ)した処(ところ)で、私(わたし)の頭(あたま)に残(のこ)つた印象(いんしやう)と云(い)ふのは——初(はじ)めての出会(であひ)は小川町(をがはちやう)あたりの人込(ひとごみ)のなかであつたらしく、女(をんな)の袖(そで)へ名刺(めいし)でも投込(なげこ)んだのが抑(そもそ)もの発端(はじまり)で、二度目(どめ)に同(おな)じ通(とほり)で会(あ)つたとき
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
蟋蟀(こほろぎ)とはさみ虫とがふと出会(であひ)
鶴彬全川柳 (新字旧仮名) / 鶴彬(著)