“であい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出会44.4%
出逢22.2%
16.7%
出合11.1%
5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引続きまして、山三郎が圖書と小原山に於て出会であいのお話で、彼方かなたには同類が沢山ありますから大勢に取囲とりまかれるかと思ってくと
第一楽章。平明な緩徐調。——南ロシヤの別荘地での二人の出会であい。男の恋愛遊戯的な気持。
チェーホフの短篇に就いて (新字新仮名) / 神西清(著)
と、ある晩、逢ったとき、出逢であい茶屋の二階の灯の下で、長二郎は、いいかけた。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
またとないこの出逢であいを、そう穿うがってお考えでない。
「五人であいさいの目に並んでおります、真中まんなかへ割込んで、まず帆を下ろしたのでござります。」
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
だが、こいつあこちとらであいの、すなわち狸の腹鼓という甘術あまてでね。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今晩粥河と出合であいをして、それから圖書が降参して、遂に改心して、隠家かくれがを退散するというまでになり、また圖書が頼みに依って明晩竹ヶ崎の南山へ乗込んで同類を追払おっぱらって
元来滝とは奔湍ほんたんの意であって瀑布の義がない、ここは奔湍であって瀑布があるのでないから、よく下名したものというべきである、それから平坦地となって所々に人家と耕地がある、石滝から二里ばかりで北又川の一大支流の中又川の出合であいとなる
平ヶ岳登攀記 (新字新仮名) / 高頭仁兵衛(著)
せんの義庵先生は、市に大隠をめて浜町にすまったので、若い奴等やつらなどと言って紋床へ割込んで、夕方から集る職人仕事師であいを凹ますのを面白がって、至極の鉄拐てっか、殊の外稲荷が贔屓ひいきであったので、若先生の髪も紋床が承る。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)