“いであひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
出會33.3%
出合33.3%
出逢33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うみ投込なげこみかへりしゆゑ此事知る者なかりしがもとより同氣相求あひもとむる者ども故是より折々は出會いであひけるに兩人とも三吉に金子を多くとられしかば勝手向かつてむき不如意ふによいになりしより今一度大稼おほかせぎを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つぶし是は滅法界めつぱふかいに重き御品なり先生此御杖このおつゑ何程いかほど貫目おもみ候やら私し共には勿々なか/\持上らずと云ければ後藤は打笑ひいな多寡たくわの知たる鐵の延棒のべほう某しがつゑの代りについ歩行あるくしな目方は十二三貫目も有べし途中にて惡漢わるものなどに出會いであひし時には切よりも此棒にて打偃うちのめすが宜しと云つゝ片手にて是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て何所より來給ふやと問れて友次郎は小腰をかゞめ夜ふけて御老人を駭かし申事何共氣の毒千萬なり某は旅の者にて先刻せんこく一人の惡漢に出合いであひつれの女を見失ひ夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立退たちのき江戸表へ罷り出候途中熊谷の土手にて惡漢わるものの爲めに我々兩人既に一命も危ふき難儀に出逢いであひ候處丸龜の人後藤半四郎と云ふ人に救れ夫より身の落着方まで世話せわに相成當時は馬喰町にて紙屑買かみくづかひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)