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出逢
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であい
ふりがな文庫
“
出逢
(
であい
)” の例文
お前が言う通り、桜井がこの節は毎日のように乃公の留守を
附狙
(
つけねら
)
って入込むという証拠には、どうだ二人で
出逢
(
であい
)
をしているところを乃公に見せてはくれまいか。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と、ある晩、逢ったとき、
出逢
(
であい
)
茶屋の二階の灯の下で、長二郎は、いいかけた。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
某この年頃諸所を巡りて、
数多
(
あまた
)
の犬と
噬
(
か
)
み合ひたれども、一匹だにわが牙に立つものなく、いと
本意
(
ほい
)
なく思ひゐしに。今日
不意
(
ゆくりな
)
く御身に
出逢
(
であい
)
て、かく頼もしき
伴侶
(
とも
)
を得ること、
実
(
まこと
)
に
亡
(
なき
)
父の
紹介
(
ひきあわせ
)
ならん。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
またとないこの
出逢
(
であい
)
を、そう
穿
(
うが
)
ってお考えでない。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
逢
漢検準1級
部首:⾡
11画
“出逢”で始まる語句
出逢頭
出逢橋
出逢々々
出逢茶屋