出合であい)” の例文
玉割たまわり(実質弾の直径と口径の比率)も出合であい(照準線と膅軸線とうじくせんとが交叉する一点にたいする砲口からの長さ)もあったものではなく、竹筒でも事はすむ狼火のろしの打揚筒を
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それから平坦地となって所々に人家と耕地がある、石滝から二里ばかりで北又川の一大支流の中又川の出合であいとなる、中又川の橋を渡ってなお北又川を左に見て行くと
平ヶ岳登攀記 (新字新仮名) / 高頭仁兵衛(著)
其の女房お蘭を助けて上総の天神山の松屋にかくまって置く事から、外見みえの場所でこれ/\はじしめた事から、掛合いに参って果し状を附けて、今晩粥河と出合であいをして、それから圖書が降参して