“あいて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
対手63.3%
相手26.1%
敵手5.2%
対者0.9%
0.9%
相照0.9%
合手0.6%
対人0.3%
対告衆0.3%
対方0.3%
對手0.3%
敵者0.3%
毎日対手0.3%
相伴0.3%
競争者0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英語書生対手啓蒙的な語学雑誌であったが、やはり当時の欧化熱が産出したもので、日本人の手に成った外国語雑誌の開山である。
青年は、またちみがあるのでうれしそうなつきをして、いっしょうけんめいにかしながら、相手さまをっていました。
野ばら (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかしその心中に燃ゆる憤怒の影から彼は新しい敵手の力量を知った。そしてこれがこの事件の大立物たる事を否定する事は出来なかった。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
このときに、執術者は常に被術者の顔面と文字とを熟視し、かつ、手の感覚に注意するのであります。かかる間に、対者の心中を判断するものです。ちょっと西洋に読心術というのがあります。
妖怪談 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ト、を追って捕えよう擬勢も無く、お千世を抱いて、爺さんの腰を抜いた、その時、山鳥の翼を弓にえて射るごとく、いて、お孝が矢のように二階を下りると思うと
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
胸襟をひらくとか、肝胆相照らすとか、ことばや形の上で、手を握ったわけでも何でもなく、不和な仲に、彼を知り、此方を知って、自然、男と男との交際が始まって来たのであった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とやるので、合手は苦い顔をしてだまってしまう。私はそこにもきて、大壺みいれてあるお水をもらって、飲んだり、眼につけていたりする人を眺めていた。
これが、あれほど自分を燃え立たせた、情慾の対人か。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「因縁」の語を聞いて、仏教に転向したわが舎利弗こそ、実に解空第一の人であり、智慧第一の人であったのです。この智慧第一の舎利弗を対告衆として、釈尊は「舎利子よ」と、いわれたのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
……後で聞くと、中には、対方えて応答をする、子爵その人が、悪戯をしているんだ、と思ったのもあったんだ。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一人の知らるべき事は百人に、百人に知らるべき事は萬人の目の前に顯はして、不出來も失敗も功名も手柄も、對手多數に取りて晴れの塲所にて爲すぞよき、衆人の讀むべき書物をよみ
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
……短刀をもってとうとう敵者を突き殺してその上になおも、黒い毛のもじゃもじゃ生えたその胸のあたりを飽くまでも切りつけていたような夢から覚めて
田舎医師の子 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
「では、お遊びにいらしてくださいまし、私は毎日対手がなくて困っておりますから」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「エエエ、お相伴いたしますとも」
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
大丈夫さ、もう大臣の手もとまで出ているのだから。しかし何しろ競争者がしょっちゅう運動しとるのだから例のも思い切ってかんといけない。これだがね、こいつなかなか食えないやつだ。しッかり
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)