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相照
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あいて
ふりがな文庫
“
相照
(
あいて
)” の例文
智深
(
ちしん
)
は、その人を
莚
(
むしろ
)
に迎え、名乗りあってから、一
盞
(
さん
)
を
献
(
けん
)
じた。
漢
(
おとこ
)
は
漢
(
おとこ
)
を知り、道は道に通ずとか。二人はたちどころに、
肝胆
(
かんたん
)
相照
(
あいて
)
らして
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昭和十一年、南京で蒋介石と会見した彼は、翌十二年、総選挙が終ると、その秋、独伊訪問の目的で外遊を試み、十二月、ムッソリーニと会見し、翌年二月にはヒトラーと会って肝胆
相照
(
あいて
)
らした。
叛骨・中野正剛:――主観的な覚え書き
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
胸襟
(
きょうきん
)
をひらくとか、
肝胆
(
かんたん
)
相照
(
あいて
)
らすとか、ことばや形の上で、手を握ったわけでも何でもなく、不和な仲に、彼を知り、
此方
(
こちら
)
を知って、自然、男と男との
交際
(
つきあい
)
が始まって来たのであった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
肝胆
(
かんたん
)
相照
(
あいて
)
らすとは、まさに、この若い二人のこの場のことだった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
照
常用漢字
小4
部首:⽕
13画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模