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『無駄骨』
ふりがな文庫
『
無駄骨
(
むだぼね
)
』
そのジャン・ゴオテという男は、見たところ、ちっとも危険な犯罪者らしくなかった。 年齢はちょっと見当がつかないが、弱そうな小柄の青年で、何だか子供の時分から病身で悩んで来たという風であった。ときどきそそっかしく鼻へあてる近眼鏡の蔭にさまよう眼 …
著者
モーリス・ルヴェル
翻訳者
田中早苗
ジャンル
文学 > フランス文学 > 小説 物語
初出
「新青年」1923(大正12)年8月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
怖々
(
おじおじ
)
父
(
てて
)
与
(
く
)
許
(
ところ
)
黯
(
ぐろ
)
彼女
(
あいつ
)
弄
(
なぶ
)
逮
(
あ
)
漸
(
やっ
)
杜絶
(
とぎ
)
故
(
せい
)
綻
(
ほこ
)
肥
(
こや
)
強慾
(
ごうつく
)
蓋
(
かさ
)
透
(
とお
)
狂
(
ふ
)
雇婆
(
やといばばあ
)
利益
(
ため
)
先
(
せん
)
隙
(
ひま
)
〆
(
しめ
)
服装
(
みなり
)
目的
(
あて
)
饑
(
うえ
)
何者
(
だれ
)
燈火
(
あかり
)
止
(
よ
)
蓄
(
た
)
左様
(
そう
)
躊躇
(
ためら
)
呼鈴
(
ベル
)
生活
(
くらし
)
瓦斯
(
ガス
)
疲労
(
つかれ
)
理由
(
わけ
)
条
(
すじ
)
眩暈
(
めまい
)
而
(
しか
)
若
(
も
)
衣嚢
(
かくし
)
要慎
(
ようじん
)
認
(
したた
)
陳
(
の
)
頭尖
(
てっぺん
)
麺麭
(
パン
)
堪
(
たま
)
不図
(
ふと
)
低声
(
こごえ
)
住所
(
ところ
)
何
(
ど
)
倚
(
よ
)
傍
(
そば
)
先刻
(
さっき
)
卓子
(
テーブル
)
取止
(
とりと
)
吃
(
ども
)
合壁
(
がっぺき
)
噤
(
つぐ
)
狂気
(
きちがい
)
姓名
(
なまえ
)
室
(
へや
)
帳記
(
ちょうづ
)
年齢
(
とし
)
彼家
(
あすこ
)
怪
(
け
)
愬
(
うった
)
暗影
(
かげ
)
有態
(
ありてい
)
標題
(
みだし
)
欛
(
つか
)
母子
(
おやこ
)