“暗影”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かげ66.7%
くもり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卓子(テーブル)の上には、緑色の蓋(かさ)のかかった電燈が一つ点いていて、その部分だけが明るいけれど、部屋中が一体にぼんやりと暗影(かげ)っていました。
無駄骨 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
まるで当所(あてど)なきさすらひ人のやうに、高く雲間に聳えたち、まぶしい陽の光りが絵のやうな青葉のかたまりを赫つと炎え立たせると、その下蔭の葉面(はづら)には闇夜のやうな暗影(かげ)が落ちて
「うむ、おれは家内と二十七年も連れ添うたがな、彼女(あれ)はまったく一点の暗影(くもり)もない女だったよ」
父 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
お父さんのお心には一点の暗影(くもり)もなかったのです……
父 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)