“處作”の読み方と例文
新字:処作
読み方割合
しよさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとより奧樣(おくさま)が派手(はで)作(つく)りに田舍(いなか)ものゝ姉者人(あねじやひと)がいさゝか似(に)たるよしは無(な)けれど、中學校(ちうがくかう)の試驗(しけん)前(まへ)に夜明(よあか)しをつゞけし頃(ころ)、此(この)やうな事(こと)を言(い)ふて、此(この)やうな處作(しよさ)をして、其上(そのうへ)には蕎麥掻(そばが)きの御馳走(ごちそう)
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
父(ちゝ)が仕業(しわざ)も母(はゝ)の處作(しよさ)も姉(あね)の教育(したて)も、悉皆(しつかい)あやまりのやうに思(おも)はるれど言(い)ふて聞(き)かれぬ物(もの)ぞと諦(あきら)めればうら悲(かな)しき樣(やう)に情(なさけ)なく、友朋輩(ともほうばい)は變屈者(へんくつもの)の意地(いぢ)わると目(め)ざせども自(おのづか)ら沈(しづ)み居(ゐ)る心(こゝろ)の底(そこ)の弱(よわ)き事(こと)
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
身代(しんだい)たゝき骨(ほね)になれば再(ふたゝ)び古巣(ふるす)への内儀姿(かみさますがた)、どこやら素人(しろうと)よりは見(み)よげに覺(おぼ)えて、これに染(そ)まらぬ子供(こども)もなし、秋(あき)は九月(ぐわつ)仁和賀(にわか)の頃(ころ)の大路(おほぢ)を見(み)給(たま)へ、さりとは宜(よ)くも學(まな)びし露(ろ)八が物眞似(ものまね)、榮喜(えいき)が處作(しよさ)
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)