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至
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いたる
ふりがな文庫
“
至
(
いたる
)” の例文
抑
(
そもそ
)
も恋愛は凡ての愛情の初めなり、親子の愛より朋友の愛に
至
(
いたる
)
まで、
凡
(
およ
)
そ愛情の名を荷ふべき者にして恋愛の根基より起らざるものはなし
「歌念仏」を読みて
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
東北は
鼠
(
ねずみ
)
が関(岩船郡の内出羽のさかひ)
西
(
にし
)
は
市振
(
いちふり
)
(頸城郡の内越中の堺)に
至
(
いたる
)
の道八十里が間
都
(
すべ
)
て北の
海浜
(
かいひん
)
なり。海気によりて雪一丈にいたらず(年によりて多少あり)又
消
(
きゆる
)
も早し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ふとその顔を見ると驚いた。眼こそ見えね、
眉
(
まゆ
)
の形、細き
面
(
おもて
)
、なよやかなる
頸
(
くび
)
の
辺
(
あた
)
りに
至
(
いたる
)
まで、
先刻
(
さっき
)
見た女そのままである。思わず
馳
(
か
)
け寄ろうとしたが足が
縮
(
ちぢ
)
んで一歩も前へ出る事が出来ぬ。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これすなわち帝王、官長より父母、師長に
至
(
いたる
)
まで、ともにこれを敬すべき義なり。五に曰く、殺すなかれ。人およそ
忿恨
(
ふんこん
)
、
詈罵
(
りば
)
より人を
傷
(
きずつ
)
け、人を害すべきことを
誡
(
いまし
)
む。六に曰く、邪淫を行うなかれ。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
「縁談はいろ/\ありました、特に御隣の松倉
至
(
いたる
)
樣——」
銭形平次捕物控:296 旅に病む女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
自
(
より
)
四の橋
至
(
いたる
)
一の橋 明治四十一年十二月二十九日開通
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
此静愛なる者は厭世詩家に取りて一の重荷なるが如くになりて、合歓の情或は中折するに
至
(
いたる
)
は、豈惜む可きあまりならずや。
厭世詩家と女性
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
東北は
鼠
(
ねずみ
)
が関(岩船郡の内出羽のさかひ)
西
(
にし
)
は
市振
(
いちふり
)
(頸城郡の内越中の堺)に
至
(
いたる
)
の道八十里が間
都
(
すべ
)
て北の
海浜
(
かいひん
)
なり。海気によりて雪一丈にいたらず(年によりて多少あり)又
消
(
きゆる
)
も早し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
自
(
より
)
一ノ橋
至
(
いたる
)
赤羽橋 明治四十二年六月二十二日開通
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
其
(
その
)
惡事
(
あくじ
)
例
(
たと
)
へば
殺人罪
(
さつじんざい
)
の
如
(
ごと
)
き
惡事
(
あくじ
)
は
意味
(
いみ
)
もなく、
原因
(
げんいん
)
も
無
(
な
)
きものと
云
(
い
)
ふを
得
(
う
)
べきや、
之
(
これ
)
を
心理的
(
しんりてき
)
に
解剖
(
かいぼう
)
して
仔細
(
しさい
)
に
其
(
その
)
罪惡
(
ざいあく
)
の
成立
(
なりたち
)
に
至
(
いたる
)
までの
道程
(
みちのり
)
を
描
(
ゑが
)
きたる
一書
(
いつしよ
)
を
淺薄
(
せんはく
)
なりとして
斥
(
しりぞ
)
くる
事
(
こと
)
を
得
(
う
)
べきや。
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
自
(
より
)
古川橋
至
(
いたる
)
目黒停車場前 大正二年九月十八日開通
支倉事件
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
“至”の意味
《名詞》
(context、units of measure)数量を表す単位。1至は1035494216806390423141907689750528を表す。
(出典:Wiktionary)
至
常用漢字
小6
部首:⾄
6画
“至”を含む語句
至当
乃至
至極
大至急
至誠
冥加至極
至難
至當
必至
奇怪至極
至急
尤至極
至情
至善
至親
至要
至願
卑怯至極
夏至祭
四至
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