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せいじゃ
ふりがな文庫
“
聖者
(
せいじゃ
)” の例文
金博士が、砲弾に
化
(
ば
)
けて通ったんだろうか。わが
印度
(
インド
)
では、
聖者
(
せいじゃ
)
が、
一団
(
いちだん
)
の
鬼火
(
おにび
)
に化けて空を飛んだという伝説はあるが、人間が砲弾になるなんて……
のろのろ砲弾の驚異:――金博士シリーズ・1――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ロミオ おゝ、いでさらば、
我
(
わが
)
聖者
(
せいじゃ
)
よ、
手
(
て
)
の
爲
(
な
)
す
所爲
(
わざ
)
を
唇
(
くちびる
)
に
爲
(
な
)
さしめたまへ。
唇
(
くちびる
)
が
祈
(
いの
)
りまする、
聽
(
ゆる
)
したまへ、さもなくば、
信心
(
しんじん
)
も
破
(
やぶ
)
れ、
心
(
こゝろ
)
も
亂
(
みだ
)
れまする。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
神
(
かみ
)
さまは
天国
(
てんごく
)
のお
庭
(
にわ
)
を
散歩
(
さんぽ
)
なさろうとお思いになって、
使徒
(
しと
)
や
聖者
(
せいじゃ
)
たちをみんなおつれになりました。そのため、天国には
聖
(
せい
)
ペテロさまがひとりしかのこっていませんでした。
天国へいった仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
熟々
(
つくづく
)
と見て居ると、
紅
(
くれない
)
の
歓楽
(
かんらく
)
の世に
独
(
ひとり
)
聖者
(
せいじゃ
)
の
寂
(
さび
)
しげな白い紫雲英が、
彼所
(
かしこ
)
に一本、
此処
(
ここ
)
に一
株
(
かぶ
)
、眼に立って見える。主人はやおら立って、野に置くべきを我庭に
移
(
うつ
)
さんと白きを掘る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
博士は、すぐにも
聖者
(
せいじゃ
)
の
足許
(
あしもと
)
に
駆
(
か
)
けよって、彼の願い事を訴えるつもりであったが、それは出来なかった。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
ロミオ
名
(
な
)
は
何
(
なん
)
と
言
(
い
)
うたものか
予
(
わし
)
は
知
(
し
)
らぬ。なう、
我
(
わが
)
聖者
(
せいじゃ
)
よ、わが
名
(
な
)
は
君
(
きみ
)
の
敵
(
かたき
)
ぢゃとあるゆゑ、
自分
(
じぶん
)
ながら
憎
(
にく
)
うて/\、
紙
(
かみ
)
に
書
(
か
)
いてあるものなら、
引破
(
ひきやぶ
)
ってしまひたい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
彼はまず聴衆に向って、これより
聖者
(
せいじゃ
)
レザール氏をわずらわして心霊実験を行うとアナウンスし
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ヂュリ
巡禮
(
じゅんれい
)
どの、
作法
(
さはふ
)
に
善
(
よ
)
う
合
(
かな
)
うた
御信仰
(
ごしんかう
)
ぢゃに、
其樣
(
そのやう
)
におッしゃッては、
其
(
その
)
お
手
(
て
)
に
甚
(
いか
)
ァい
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
。
聖者
(
せいじゃ
)
がたにも
御手
(
みて
)
はある、
其
(
その
)
御手
(
みて
)
に
觸
(
ふ
)
るゝのが
巡禮
(
じゅんれい
)
の
接吻禮
(
キッス
)
とやら。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
いつの間にか、
聖者
(
せいじゃ
)
は博士の前に近く立っていた。ふしぎである。博士は、自分の現在の居場所を知るために、あたりに目を走らせた。
依然
(
いぜん
)
として、同じ城壁の上に居るのであった。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“聖者”の意味
《名詞》
聖者(せいじゃ)
聖人。
キリスト教で殉教者や特に優れた信徒のこと。
(出典:Wiktionary)
聖
常用漢字
小6
部首:⽿
13画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“聖”で始まる語句
聖
聖母
聖書
聖人
聖天
聖像
聖護院
聖旨
聖武
聖餐