しておりましたが、子供達がやかましく言って、義兄へ詫を入れることになってから、早いもんで、——もう三年になりますよ、ヘエ
貴女が義兄上と送りに来て下さって、初夏の陽ざしの中にハンカチを振っていられたあの時の姿が眼の前にちらついてくる……。
「いや、もう会いますまい、義兄が国老になれば小野(領地)にいてやらなければならない、暇もないが貴方に会う興味もなくなりましたよ」
“義兄”の意味
“義兄(義兄弟姉妹)”の解説
義兄弟姉妹の例
AからはB弟は義弟、B弟からはAは義兄か義姉
BとB弟妻は義兄弟姉妹だがAとB弟妻は法的な義兄弟姉妹ではない
義兄弟姉妹(ぎけいていしまい)は、姻族もしくは法定血族による兄弟姉妹である。
兄弟姉妹の配偶者、配偶者の兄弟姉妹(以上姻族)、養親の実の子供、実親の養子、同一の養親の養子同士(以上法定血族)が、対象者から見た義兄弟姉妹にあたる。なお、兄弟姉妹の配偶者の兄弟姉妹、配偶者の兄弟姉妹の配偶者、親の再婚相手の連れ子(連れ子同士)は対象者の姻族でも法定血族でもないので、本項でいう(法的な意味での)義兄弟姉妹には当たらない。
(出典:Wikipedia)