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搭載
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とうさい
ふりがな文庫
“
搭載
(
とうさい
)” の例文
北口で後尾が襲撃された時、運悪く塩を
搭載
(
とうさい
)
した牛車隊が全滅したので、宇治達は次第に塩分の不足に悩まされ始めて来たのである。
日の果て
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
弦月丸
(
げんげつまる
)
には、
珍
(
めづ
)
らしく
澤山
(
たくさん
)
の
黄金
(
わうごん
)
と
眞珠
(
しんじゆ
)
とが
搭載
(
とうさい
)
されて
居
(
ゐ
)
ます、
眞珠
(
しんじゆ
)
と
黄金
(
わうごん
)
とが
夥
(
おびたゞ
)
しく
海上
(
かいじやう
)
で
集合
(
あつまる
)
と
屹度
(
きつと
)
恐
(
おそ
)
る
可
(
べ
)
き
祟
(
たゝり
)
があります。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ある軍人の話によると、重爆撃機には一キロのテルミットを千個
搭載
(
とうさい
)
しうるそうである。それで、ただ一台だけが防御の網をくぐって市の上空をかけ回ったとする。
からすうりの花と蛾
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
氏は英仏連合軍の中に在りて、自ら
偵察機
(
ていさつき
)
を操縦して参戦中なりしが、ダンケルクの
陥落
(
かんらく
)
二日前、フランス軍の負傷者等を
搭載
(
とうさい
)
しパリに向け離陸後
消息
(
しょうそく
)
を絶ちしものなり。
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
薩摩半島でつくられ、軍艦や潜水艦に
搭載
(
とうさい
)
して、赤道を越えても腐らないので、海軍ではこれを全部買い占めてしまった。そんな話を当時五郎は聞いた。
幻化
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
▼ もっと見る
絶
(
た
)
えず
其邊
(
そのへん
)
の
航路
(
かうろ
)
を
徘徊
(
はいくわい
)
し、
時
(
とき
)
には
遠
(
とほ
)
く
大西洋
(
たいせいやう
)
の
沿岸
(
えんがん
)
までも
船
(
ふね
)
を
乘出
(
のりだ
)
して、
非常
(
ひじやう
)
に
貴重
(
きちやう
)
な
貨物
(
くわぶつ
)
を
搭載
(
とうさい
)
した
船
(
ふね
)
と
見
(
み
)
ると、
忽
(
たちま
)
ち
之
(
これ
)
を
撃沈
(
げきちん
)
して、
惡
(
にく
)
む
可
(
べ
)
き
慾
(
よく
)
を
逞
(
たく
)
ましうして
居
(
を
)
るとの
話
(
はなし
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
搭載
(
とうさい
)
していた飛行機を送り出すと、
手際
(
てぎわ
)
も
鮮
(
あざや
)
かに、再び水底深く潜航して行った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
海賊
(
かいぞく
)
共
(
ども
)
は
如何
(
いか
)
にして
探知
(
たんち
)
するものかは
知
(
し
)
らぬが
其
(
その
)
覬
(
ねら
)
ひ
定
(
さだ
)
める
船
(
ふね
)
は、
常
(
つね
)
に
第
(
だい
)
一
等
(
とう
)
の
貴重
(
きちやう
)
貨物
(
くわぶつ
)
を
搭載
(
とうさい
)
して
居
(
を
)
る
船
(
ふね
)
に
限
(
かぎ
)
る
代
(
かわ
)
りに、
滅多
(
めつた
)
に
其
(
その
)
形
(
かたち
)
を
現
(
あら
)
はさぬ
爲
(
ため
)
と、
今
(
いま
)
一つには
此
(
この
)
海賊
(
かいぞく
)
輩
(
はい
)
は
何時
(
いつ
)
の
頃
(
ころ
)
よりか
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“搭載”の意味
《名詞》
搭載(とうさい)
兵器、物資のたぐいを積み込むこと。
(出典:Wiktionary)
搭
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
載
常用漢字
中学
部首:⾞
13画
“搭”で始まる語句
搭乗
搭
搭乗員
搭乗者
搭舞
搭乗将校