從事じうじ)” の例文
新字:従事
彼等かれらあさきて先づ火焚き塲の火をさかんにし、食物調理しよくもつてうりを爲し、飮食いんしよくを終りたる後は、或は食物原料採集げんれうさいしうに出掛け、或は器具製造に從事じうじし、日中のときつひやしたる後
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
さらまた時間じかんゆうし、浪人生活ろうにんせいくわつ氣樂きらくさは、何時いつでもかまはず發掘はつくつ從事じうじするとが出來できるのである。
これから二ねん九ヶげつあひだ大佐等たいさらはかのおどろ海底戰鬪艇かいていせんとうてい工作こうさく着手ちやくしゆしてあひだわたくし心身しんしんめて從事じうじしたら、んの出來できことがあらう。やるやる見事みごとにやつてせる。
季節きせつむねしくつひやすことが一にちでも非常ひじやう損失そんしつであるといふ見易みやす利害りがい打算ださんからかれ到頭たうとうまかされてまた所懸命しよけんめい勞働らうどう從事じうじした。かれはもう卯平うへい一言ひとことくちかなくなつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
親分氏おやぶんしは、すこぶかろる『なにねえよ』とつて、せツせと仕事しごと從事じうじしてる。