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岩山
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いはやま
ふりがな文庫
“
岩山
(
いはやま
)” の例文
たゞ海鳥だけが棲息してゐる「淋しい
岩山
(
いはやま
)
や岬」のことや、
諾威
(
ノールウエ
)
の最南端リンドネス、一名ネイズからノース・ケエプに到る、小島の點在してゐる諾威海岸のことが——
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
そして
中央
(
まんなか
)
の
所
(
ところ
)
がちょっと
折
(
お
)
れ
曲
(
まが
)
って、
斜
(
なな
)
めに
外
(
そと
)
に
出
(
で
)
るようになって
居
(
お
)
ります。
岩屋
(
いわや
)
の
所在地
(
しょざいち
)
は、
相当
(
そうとう
)
に
高
(
たか
)
い、
岩山
(
いはやま
)
の
麓
(
ふもと
)
で、
山
(
やま
)
の
裾
(
すそ
)
をくり
抜
(
ぬ
)
いて
造
(
つく
)
ったものでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
北には三角形なすジブラルタルの
岩山
(
いはやま
)
を見ながら地中海に進み入る時、自分はどうかして自分の乗つて居る此の船が、何かの災難で、
破
(
こは
)
れるか沈むかしてくれゝばよいと祈つた。
黄昏の地中海
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
川上
(
かはかみ
)
も
下流
(
かりう
)
も
見
(
み
)
えぬが、
向
(
むか
)
ふの
彼
(
か
)
の
岩山
(
いはやま
)
、
九十九折
(
つゞらをれ
)
のやうな
形
(
かたち
)
、
流
(
ながれ
)
は五
尺
(
しやく
)
、三
尺
(
しやく
)
、一
間
(
けん
)
ばかりづゝ
上流
(
じやうりう
)
の
方
(
はう
)
が
段々
(
だん/″\
)
遠
(
とほ
)
く、
飛々
(
とび/″\
)
に
岩
(
いは
)
をかゞつたやうに
隠見
(
いんけん
)
して、いづれも
月光
(
げつくわう
)
を
浴
(
あ
)
びた、
銀
(
ぎん
)
の
鎧
(
よろひ
)
の
姿
(
すがた
)
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遠く
岩手
(
いはて
)
、
姫神
(
ひめかみ
)
、
南昌
(
なんしやう
)
、
早池峰
(
はやちね
)
の四峰を
繞
(
めぐ
)
らして、近くは、月に名のある
鑢山
(
たゝらやま
)
、
黄牛
(
あめうし
)
の背に似た
岩山
(
いはやま
)
、杉の木立の色鮮かな
愛宕山
(
あたごやま
)
を控へ、
河鹿
(
かじか
)
鳴くなる中津川の淺瀬に跨り、水音
緩
(
ゆる
)
き北上の流に臨み
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
かなしみを空のおもてにむき出して旅順の山は今日も
岩山
(
いはやま
)
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“岩”で始まる語句
岩
岩窟
岩魚
岩角
岩代
岩屋
岩石
岩壁
岩礁
岩畳