“岩山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いはやま66.7%
いわやま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ海鳥だけが棲息してゐる「淋しい岩山いはやまや岬」のことや、諾威ノールウエの最南端リンドネス、一名ネイズからノース・ケエプに到る、小島の點在してゐる諾威海岸のことが——
そして中央まんなかところがちょっとまがって、ななめにそとるようになってります。岩屋いわや所在地しょざいちは、相当そうとうたかい、岩山いはやまふもとで、やますそをくりいてつくったものでございました。
そのうちに、まつ都会とかいけむりや、ほこりがかかって、だんだん元気げんきがなくなりました。夜風よかぜくと、まつはあの海岸かいがん岩山いわやまをなつかしくおもいました。
海へ帰るおじさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
どこにも平野へいやらしいところはなく、見渡みわたすかぎりやままたやまたかいのもひくいのも、またいろいのもうすいのも、いろいろありますが、どれもみな樹木じゅもくしげったやまばかり、とがった岩山いわやまなどはただのひとつもえません。