“いわやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巌山57.1%
岩山42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしいそいでいわからりてそこへってると、あんたがわず巌山いわやまそこに八じょうじきほどの洞窟どうくつ天然てんねん自然しぜん出来できり、そして其所そこには御神体ごしんたいをはじめ
家並を二町ほど離れて来ると、前に十一二間幅の川が、一天地押包んだ巌山いわやまの懐から海へそそいでいる。……
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あのはてしない戦線せんせんで、あるときは、にごったおおきなかわわたり、あるときは、けわしい岩山いわやまをふみこえて、頑強がんきょうにていこうする敵兵てきへいと、すさまじい砲火ほうかをまじえ、これを潰滅かいめつ
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)