“敵兵”の読み方と例文
読み方割合
てきへい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この床の穴は、むかし攻め入ってきた敵兵てきへいの頭に、煮立にたったチャンをかけるのに使ったものでした。
あのはてしない戦線せんせんで、あるときは、にごったおおきなかわわたり、あるときは、けわしい岩山いわやまをふみこえて、頑強がんきょうにていこうする敵兵てきへいと、すさまじい砲火ほうかをまじえ、これを潰滅かいめつ
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
為朝ためともはつづいて二のをつがえようとしましたが、ふねしずめられたおおぜいの敵兵てきへいが、おぼれまいとして水の中であっぷ、あっぷもがいている様子ようすると、ふとかわいそうになって
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)