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岩殿山
ふりがな文庫
“岩殿山”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いわとのさん
50.0%
いわどのやま
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわとのさん
(逆引き)
猿橋から大月、大月には
岩殿山
(
いわとのさん
)
の城あとがございまして、富士へおいでになるにはそこからわかれる道がございます。それから
初狩
(
はつかり
)
、黒野田を通って笹子峠
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
きのうが
寒
(
かん
)
の
明
(
あ
)
けだと道で聞いたが、左に見る
岩殿山
(
いわとのさん
)
のヒダにはまだ深い雪がいつ消えそうもなく光って見え、往来の樹木の梢には、陽の高くなるまで
氷柱
(
つらら
)
の花がついていた。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
岩殿山(いわとのさん)の例文をもっと
(2作品)
見る
いわどのやま
(逆引き)
如
(
し
)
かずこの上は、郡内の
岩殿山
(
いわどのやま
)
にひとまず御籠城遊ばし、その上の御思案。そのまにはなお、四散したお味方も馳せ加わりましょうし……
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ほどもなく、この人々も、
小田原
(
おだわら
)
の人数も、
甲州本街道
(
こうしゅうほんかいどう
)
を
迂回
(
うかい
)
して、
岩殿山
(
いわどのやま
)
に
武田家滅亡
(
たけだけめつぼう
)
のあとをとむらいながら、
御岳
(
みたけ
)
へ、御岳へ、と近づいていった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
岩殿山(いわどのやま)の例文をもっと
(2作品)
見る
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
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