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岩殿山
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いわどのやま
ふりがな文庫
“
岩殿山
(
いわどのやま
)” の例文
如
(
し
)
かずこの上は、郡内の
岩殿山
(
いわどのやま
)
にひとまず御籠城遊ばし、その上の御思案。そのまにはなお、四散したお味方も馳せ加わりましょうし……
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ほどもなく、この人々も、
小田原
(
おだわら
)
の人数も、
甲州本街道
(
こうしゅうほんかいどう
)
を
迂回
(
うかい
)
して、
岩殿山
(
いわどのやま
)
に
武田家滅亡
(
たけだけめつぼう
)
のあとをとむらいながら、
御岳
(
みたけ
)
へ、御岳へ、と近づいていった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
織徳
(
しょくとく
)
連合軍におわれた
勝頼主従
(
かつよりしゅじゅう
)
が、その
臣
(
しん
)
、小山田信茂の
岩殿山
(
いわどのやま
)
をたよって落ちたとき、信茂は、
柵
(
さく
)
をかまえて入城をこばみ、勝頼一門が、
天目山
(
てんもくざん
)
の
討死
(
うちじに
)
を見殺しにした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“岩殿山”で始まる語句
岩殿山霊巌洞