“岩手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いはて33.3%
いはで33.3%
いわて33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠く岩手いはて姫神ひめかみ南昌なんしやう早池峰はやちねの四峰をめぐらして、近くは、月に名のある鑢山たゝらやま黄牛あめうしの背に似た岩山いはやま、杉の木立の色鮮かな愛宕山あたごやまを控へ、河鹿かじか鳴くなる中津川の淺瀬に跨り、水音ゆるき北上の流に臨み
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
此外▲有明ありあけうら岩手いはでうら勢波せばわたし井栗ゐくりもりこしの松原いづれも古哥あれども、他国たこくにもおなじ名所あればたしかに越後ともさだめがたし。
その他に、美濃の大人物といえば、不破郡ふわごおり岩手いわての人、竹中半兵衛重治しげはるですが、これは数年前に、仔細あって、主家斎藤家へ出仕を
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)