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ところ/\
ふりがな文庫
“ところ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
所々
40.0%
處々
40.0%
処々
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所々
(逆引き)
次第
(
しだい
)
に
重
(
かさなり
)
て
両側
(
りやうかは
)
の家の
間
(
あひだ
)
に雪の
堤
(
つゝみ
)
を
築
(
きづき
)
たるが
如
(
ごと
)
し。こゝに於て
所々
(
ところ/\
)
に雪の
洞
(
ほら
)
をひらき、
庇
(
ひさし
)
より庇に
通
(
かよ
)
ふ、これを
里言
(
さとことば
)
に
胎内潜
(
たいないくゞり
)
といふ、又
間夫
(
まぶ
)
ともいふ。
間夫
(
まぶ
)
とは
金掘
(
かねほり
)
の
方言
(
ことば
)
なるを
借
(
かり
)
て
用
(
もち
)
ふる也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ところ/\(所々)の例文をもっと
(2作品)
見る
處々
(逆引き)
私
(
わたくし
)
は
印度洋
(
インドやう
)
の
海底
(
かいてい
)
の
有樣
(
ありさま
)
は
精密
(
くわし
)
くは
知
(
し
)
らぬが
此
(
この
)
洋
(
やう
)
全面積
(
ぜんめんせき
)
は
二千五百※方哩
(
にせんごひやくまんほうマイル
)
、
深
(
ふか
)
き
所
(
ところ
)
は
底知
(
そこし
)
れぬが、
處々
(
ところ/\
)
に
大暗礁
(
だいあんせう
)
又
(
また
)
は
海礁
(
かいせう
)
が
横
(
よこたは
)
つて
居
(
を
)
つて、
水深
(
すいしん
)
五十
米突
(
メートル
)
に
足
(
た
)
らぬ
所
(
ところ
)
もある
相
(
さう
)
な。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ところ/\(處々)の例文をもっと
(2作品)
見る
処々
(逆引き)
幼い頃見た写真がすぐ
思出
(
おもひだ
)
された。けれど想像とは
丸
(
まる
)
で違つてゐた。
野梅
(
やばい
)
の若木が二三
本
(
ぼん
)
処々
(
ところ/\
)
に立つて
居
(
ゐ
)
るばかり、
他
(
た
)
に樹木とてはないので、
何
(
なん
)
だか墓のやうな気がしなかつた。
父の墓
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
堤防の下には、
処々
(
ところ/\
)
に
茅葺
(
かやぶき
)
屋根が見える。汚ない水たまりがあつて、
其処
(
そこ
)
に白く
塵埃
(
ほこり
)
に
塗
(
まみ
)
れた
茅
(
かや
)
や
薄
(
すゝき
)
が生えて
居
(
ゐ
)
る。日影のキラキラする夏の午後の空に、起伏した山の
皺
(
しわ
)
が
明
(
あきら
)
かに
印
(
いん
)
せられた。
父の墓
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
ところ/\(処々)の例文をもっと
(1作品)
見る
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