“しよしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諸所30.0%
諸書20.0%
処処20.0%
所々20.0%
處處10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京とうきやういへたゝむとき宗助そうすけ先祖せんぞ位牌ゐはいひとのこらずたづさえて、諸所しよしよ漂泊へうはくするのわづらはしさにえなかつたので、あたらしいちゝ分丈ぶんだけかばんなかをさめて、其他そのたこと/″\てらあづけていたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
氷室ひむろは水のこほりををさめおくやうに諸書しよしよ注釈ちゆうしやくにも見えしが、水の氷れるは不潔ふけつなり、不潔をもつて貢献こうけんにはなすべからず。
処処しよしよに屋根見えて
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
所々しよしよにきらきらと清水しみづが涌く
太陽の子 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
頭上づじやうには處處しよしよかすかな星影ほしかげかんじられた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)