“処処”のいろいろな読み方と例文
旧字:處處
読み方割合
しよしよ40.0%
しょしょ20.0%
ところどころ20.0%
ところ/″\20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古日記ふるにつき処処しよしよにあり——
悲しき玩具 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
太掖勾陳処処。薄暮毀垣春雨裏。〔太掖たいえき勾陳こうちん処処しょしょうたがう。薄暮はくぼ毀垣きえん 春雨しゅんううち
ロダン先生の馬車に乗るのは名誉だと云つて皆の心はおどつた。しかし馬車は随分質素な一頭だてで、張つた羅紗の処処ところどころ擦れ切れたのが目に附く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ほらの左右には処処ところ/″\に暗い大きながんが掘られて居て、人人は蝋燭をその中へ差入れてのぞいたが何物も見えなかつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)