“しょじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
処女69.2%
沮洳23.1%
諸所7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
油学士は、かねてねらっていた副主席の話を、思いがけなく醤の口からきかされたので、彼は処女しょじょの如く、ぽっと頬を染め
武蔵野はもと沼沢沮洳しょじょたる荒野原で、井戸を掘れば、汚水にあらざれば満潮干潮をほしいままにする海水が湧き出し、すこぶる清浄な水に乏しかった。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
其の後の時計塔は諸所しょじょに出来た者だから、単に時計塔とばかりでは分らずおおやけの書類にまで幽霊塔と書く事に成った
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)