“しょじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
処女75.0%
沮洳16.7%
諸所8.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わずかに百日もたぬ間にこれほどに処女しょじょと商売人とは変わるものかと、いた口がしばらくじなかった。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
維也納ウインナ生れの碧眼へきがん処女しょじょとふたりで旅をして、ふたりして此の大河のながれを見ていた時である。
ドナウ源流行 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
武蔵野はもと沼沢沮洳しょじょたる荒野原で、井戸を掘れば、汚水にあらざれば満潮干潮をほしいままにする海水が湧き出し、すこぶる清浄な水に乏しかった。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
元来沮洳しょじょの地で、水芭蕉や座禅草など生えていたが、今は道が少し上の方へつけ替えられた。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
其の後は此の主人が幽霊に成って出ると云う事で元は時計塔と云ったのが幽霊塔と云う綽名で通る事と為り、其の後の時計塔は諸所しょじょに出来た者だから、単に時計塔とばかりでは分らずおおやけの書類にまで幽霊塔と書く事に成った
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)